「旅人が主人公」縁の下の力持ち
石井 学

Nature Guide

Profile プロファイル

「私たちにとってはガイドをすることは毎日の事で当たり前の事だと思いがちだけど、観光に来られる方々は、その瞬間にしかない大事な時間。主人公はお客様、我々ガイドは舞台を作り上げる一スタッフです。」と石井学さんは話す。だからこそ、いつもお客様が楽しめるように考えるのはもちろんのこと、お客様が本物の北海道の自然に触れられるよう、自然との共生を体感できるようなエンターテインメントを提供している。 石井さんは、1975年山梨生まれ。高校・大学と競技馬術を中心に活動し社会人になってからは楽しい乗馬を目標にインストラクターとして活動。現在に至る。

Storyストーリー

カルーセルのように変わる景色の中を

森や草原を歩くトレッキングをイメージしている方は、きっと驚くだろう。石井さんがガイドする、3キロほどのトレッキングコースは、森から湖畔へ、湖畔から国道へ、そして田園風景を超えると、また森へ、湖へと進む。同じ景色はほとんどない。森を通り、森や水の香り、太陽の光の暖かさ、全てを五感で感じる。そうして湖畔に辿りつけば、目前に広がる鏡面のような湖。あまりの美しさに見るものは声を失う。お客様が全身で感動する瞬間、それが石井さんにとっての至福の瞬間だ。

「旅人が主人公」縁の下の力持ち

馬と自然の繋がりを大切に

「旅人が主人公」縁の下の力持ち

石井さんはトレッキングのときに、お客様に自然への感謝をお伝えする。馬で歩くと木や草の根を切ってしまい、生えなくなるのではないかと言われることもあるが、馬が歩いた道が獣道となって、生態系が広がっていることもあるという。馬を飼うことで、色々な生態系がつながっていくことも実感できる。歩かせていただいているこの森を、湖を、ずっと守り続けたいという思いでガイドのお仕事をしているそう。トレッキングの後に、お客様が自分が乗った馬をいつまでも見つめていたり触れ合ったりして、離れがたくなっているときは、馬と自然、馬とお客様とのつながりを感じ、また胸が熱くなる。

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